春が来た

2012年4月18日水曜日(原文のまま)

長くブログを書く暇(気力?)がなかった。市民講座以来、総説と論文の執筆に追われ続けたのは、本望だが、報告書とか新しく始まる連続講義の準備とか諸手続の更新とか、本来得意でないことに追われ続けると、ほかのことには容易に力を注げなくなる。宿題の一つ一つはたいしたことないのだが、束になると、呆然となる。毎年訪れる3月末から4月初旬のそういう時期をようやくくぐり抜ると、金沢にも本格的な春が来た。桜開花後しばらく金沢は花曇りであったが、本日からはまことに春らしい陽光が差し始めた。隣のラボが、昼休みに桜の下でみなでお昼を食べたというので、よし我々もやろうと声を掛けたら、ぼくは学会です、ぼくはマイクロアレーの講習会ですと、若い人たちも忙しく、早くに思いつくべきだったと後悔。しかし、北陸で迎える春はよい。抑圧から一気に解放される。気温がゆるゆるとしか上がらないためか、桜を楽しめる時間もこころもちながい気がする。最近嬉しかったのは、留学の申し込みが2件あったこと。国費留学など、競争のあることだから、確定とはいかないが、来てくれたらラボはどんなになるだろうと、思いを巡らせる。若い人がいかんなくちからを発揮できる場所にしなくちゃいけない。そんなに若くない人もがんばってもらって、今年は、近頃でてなかったヘビーな論文をひとつ投稿する覚悟。その写真のお日様が出入りを繰り返しているうちにとうとう湖の分厚い氷を割るような、そんな仕事のできる場所にしたいものだ。ところで、明日ぼくと桜の下でお弁当を食べてくれるひとはいるのか?(翌日の昼休み、すぐ目の前の卯辰山健民公園でお弁当を食べた。青空、青空、青空。)

2月に行ったKeystone Symposia (Cancer Cell Metabolism at Banff, Canada)の昼休みに、近くのルイーズ湖まで出かけてみた。もちろん湖面は凍っている。写真の奥には、4000m級の頂と氷壁が見えている。自分のなかの何かが呼び覚まされるような風景である
お花見に行った卯辰山健民公園

投稿者: 髙橋 智聡

ピアノを50年以上弾いている。芸事が大好きで、ほかに、茶道、義太夫三味線、能管、ドイツリートなどいろいろ手を出したが、すべて下手の横好きだった。西洋の古典音楽と日本の文楽をこよなく愛する。この15年ほど、夏山行にはまっているが、太ってしまったのと、まとまった時間がとれないのが悩み。金沢からなら、2−3時間もあれば、北アルプスの主要な峰々の登り口に到達する。そして、虎ファン。現、金沢大学がん進展制御研究所教授、内科医。研究の話は、HPで。 http://omb.w3.kanazawa-u.ac.jp/index.html

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